今回はミニチュアビオラの試作です。
先ずビオラ・チェロとバイオリンの形状(ライン)の相違は上部最大幅が胴長に対する係数が0.455(バイオリンは0.475)なので、幅を狭めそれに伴うラインの納まりを調整します。
CADデータはCAMソフトのCut2Dで拡大縮小が自由にできます。CAD上では胴長を100㎜で描いていたので、51%縮小し1/8スケールとしました。
試作品の切削。バイオリンやビオラの優美なラインを出すため、ロングネックの1㎜スクエアエンドミルを購入しました。
ミニチュアビオラの試作品。同スケールのバイオリンと並べてみました。肩のラインが微妙に違うのがわかりますか?
(おわり)